本日は動物とおふたりの個性が大集合した1日をご紹介いたします。
新郎だいちさん、新婦みさとさん。
おふたりが初めてオランジュ:ベールにお越しいただいたのは
なんと交際3か月目。
ついこの間まではリハビリのお仕事での上司と部下。
びっくりしたのと同時に、おふたりの担当は私しかいないと、
強く感じたのをついこの間のように覚えています。
だいちさんの趣味、それは仕事と勉強です。
リハビリの勉強のため、ひとりで一眼レフを持ち動物園へ行き、ひたすら人間に生体の似ている
”ゴリラ”を観察します。
みさとさんは一眼レフでいろんなものをとる事と、ライブに行くのが大好きで、
私とコアな歌手の話で盛り上がったのがとても嬉しかったです。
おふたりはちょっぴり、
素直じゃありません。
素直に気持ちを伝えたり愛情表現をする事を、本当に恥ずかしがります。
だからこそ、この日くらいは
”綺麗だな” ”この人と夫婦なんだな”
と素直に感じてほしくて、
ファーストミートの時間を作りました。
だいちさんがチャペルでみさとさんを待っていると
そこにはふたりらしい少し遅れたバレンタインデーのチョコレート。
そして「絶対に私のいないところで読んでほしい」と仰っていた
みさとさんからのサプライズのお手紙。
読み終わった後、
肩をトントンとされて振り返ればいつもとは違う花嫁姿のみさとさん。
こうしてこの1日は始まりました。
憧れていた教会式。
私の教会式でいちばん好きなシーンは指輪の交換です。
「この指輪は 私の愛と思いやりと
変わらぬ貞節の誓いであり しるしです」
指輪の誓いを立てて交換します。
おふたりの指輪が揺れるのはだいちさんが一生懸命作ったリングピロー。
天気にも恵まれてフラワーシャワーをくぐったら
集合写真、そして女性全員に参加していただくブーケトス。
ベールチェンジで雰囲気を変えて、ガーデンからパーティー会場へ。
いよいよおふたりと考えに考え抜いたパーティーの始まりです。
だいちさんからのウエルカムスピーチ。
そしてだいちさんの大切なご友人からの乾杯のご発声をいただきます。
なんとこのご友人、オランジュ:ベールの姉妹店で結婚式を挙げてくださいます。
いわゆるブラスファミリーです!
メニュー紹介ではおふたりの用意したおさるをつけて
服部シェフもご満悦です!
だいちさんのご友人のスピーチからパーティーはスタートしました。
テーブルをおふたりが1卓1卓周り、皆さんとお写真タイムを楽しみました!
みさとさんが沢山笑っていて、いつになくおふたりのおちゃめな姿を見ることができて、
あたたかい時間になりました。
そしてケーキ入刀。
ファーストバイトの前にはお手本として、
なんと…だいちさんのおばあ様から、だいちさんの弟様へ!!
懐かしいキモチになれたかなと思います。
そしてみさとさんからだいちさんへのファーストバイトは
だいちさんたってのご希望、おおきなどら焼きを大きなお口でかじりつきました!
沢山笑った後は、
だいちさんからみさとさんへ、
サプライズのDVDがかかります。
実は、みさとさんの生まれた時にいらっしゃったお父様は、
みさとさんの幼い頃に天国へ旅立たれています。
このDVDは、だいちさんとみさとさんのお母様一緒に
お父様の生前働いていた千葉県のご職場に足を運び、
お父様がどんな方だったのかを、お父様の同僚の方たちに伺った映像です。
誰にきいても「すごく優しい」お父様がなくなる前、最後にキャッチボールをしていた野球のボールと
お父様のご職場場の皆様から預かったお祝いが渡されました。
全員の心があったかくなった時間でした。
だいちさん、ミッション成功です。
2人で打ち合わせしたかいがありました。
みさとさんと大好きなおばあ様2人との中座は
3人で涙を流して、3人のありがとうに溢れた中座でした。
だいちさんも性格のそっくりなおばあ様と中座…
の予定が目のあった友人の名前も呼んで予期せぬ3人での中座でした…!
おばあ様は素敵な男性と歩けて幸せと喜んでいました。
そして考えに考え抜いた”リメイク入場”
おふたりの結婚式のテーマは
どうぶつウエディング
このテーマを決めた時からわたしの頭の中はある曲でいっぱいでした。
しかしコアな歌手の曲…知っているはずもない…と、思いきやまさかのみさとさんが知っていたので大盛り上がり。
私の手作りした動物のお面をスタッフがかぶり、踊ります。
どうぶつさん達 大集合だわいわい
ぶたさん うさぎさん きつねさんに ゾウさん
ライブさながらにおふたりが一礼をすると
なんとテープシューターが高く上がります。
おふたりからみなさまへサプライズプレゼント、
デザートお茶漬けビュッフェ。
ガーデンでお写真タイムもしっかり楽しんで、
みさとさんのご友人からのスピーチでこころがじんわり温かくなりました。
みさとさんからのご家族への手紙、
だいちさんのお父様からの代表謝辞、
そしてだいちさんからの新郎謝辞、
ラストシーンで、おふたりが私の名前を
「まさちゃん」
そう呼んでくださったこと、
私もおふたりと同じくらいに不器用なので、
恥ずかしくて何も言えなかったけど、
とってもとっても嬉しくって
おふたりの担当ができるのは私だけ。
そう思ったのはきっと正解だったと思いました。
サプライズのサンクスバイトや花束、私をおふたりの担当にしてくださって、
オランジュ:ベールを選んでくださって、本当に本当にありがとうございました。
とっても喧嘩するふたりだけど、
喧嘩する度、ぶつかる度、
この日を思い出して、
喧嘩する日々もまるっと愛せるおふたりでいてください。
おふたりの担当プランナー 森まさえ
愛知県日進市のレストラン・結婚式場・ゲストハウス
オランジュ:ベール