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この日は新郎けんすけさんと新婦まなみさんが
大切なものを大切にした1日。
おふたりは名古屋民にも拘わらず他県野球チームの大ファンで、
まなみさんは漫画を描くことと、某ビジュアル系バンドの大好き、
一方けんすけさんはそんなまなみさんが大好きでいつでもまなみさんの為に何が出来るのか考えています。
招待状は「これでいいのかな…」と悩んではいましたが、
私の「おふたりらしいです!それで行きましょう!」の一押しでなんとまなみさんの描いたおふたりの似顔絵付き。
私がイラストを見て「すごい!!」といった時、いつも落ち着いているけんすけさんのテンションがMAXに上がり、
「そうでしょう!すごいんですよ!!」とまなみさんが喜ぶ前にとびきりの笑顔を見せてくださいました。
そんなおふたりの1日の始まりは
けんすけさんの好きなラジオのステッカーや野球グッツ、まなみさんの好きなバンドグッツに囲まれた待合室がゲストを迎えます。
挙式では立会人代表のご友人をエピソード付きでサプライズで呼びます。
この日はけんすけさんが入院した時も駆け付けてくれて、まなみさんも大切に思っている新郎ご友人
高校時代を一緒に駆け抜けてきた、この人なしじゃ私の青春は語れないと言う新婦ご友人をお呼びしました。
ご友人もびっくりして、嬉しいやら、恥ずかしいやら。
笑いながら涙が溢れます。
おふたりの用意したペーパーシャワーに乗せて
ゲストの「おめでとう」がチャペルいっぱいに聞こえます。
集合写真も「おめでとう」の声に合わせて中庭で
幸せになりたい女性全員に向けてブーケトスも行われました!
お天気に恵まれました!
パーティーが始まり
メニュー紹介ではおふたりの大好きな服部シェフが某野球選手に扮して当日のメニューを紹介しました!
テーブルフォトではおふたりがゆっくりゲストと話す時間をたくさん設けて
ゲストを1番に考えて結婚式を創ってきたおふたりらしい時間になりました。
そしてまなみさんの好きなバンドを通じて鈴木パティシエと親友のようなおふたり。
鈴木パティシエの作るケーキにご満悦なおふたり。
ファーストバイトの後にサンクスバイトで
もうひとりこのケーキを食べてほしい方がいる。
呼ばれた名前はなんと…
「すーさん!(鈴木パティシエの愛称)」
鈴木パティシエ人生初のサンクスバイトでした。
おふたりは本当に誰かに喜んでもらいたい一心ですべてを考えます。
中座ではまなみさんは、けんすけさんのご両親と、それもお母様の好きな曲で。
「お母さんと仲良くなれたキッカケはお母さんがこのPV一緒に見ようよ!と言ってくれたこと。すごく嬉しかった。」
けんすけさんはまなみさんのご両親と。お父様の好きな曲で。
「ふたりが喧嘩をした時はどっちの味方をしていいのかわからないから、ふたりの味方するよ。」と優しいお父様。
おふたりの進行はいつでもゲストの好きなことや気持ちを考えてそれがしっかりゲストにも伝わります。
お色直し入場ではまなみさんらしい真っ赤なドレスに身を包んで階段からご入場です。
階段の手すりは、ライブハウスの柵ではないとお打ち合わせで何度も注意したのがいい思い出です。
デザートビュッフェにはおふたりの大好きなチーズケーキタルト、
お茶漬けビュッフェは何度もまなみさんのご友人がおかわりに足を運んでくださいました。
門出ではおふたりの好きなロマンティックな夜を想像させる歌の中、ガーデンいっぱいのキャンドルに包まれて退場しました。
そのあとのお見送りではゲストの皆様もキャンドルの中で写真をたくさん撮っていただいて、おふたりが
「みんなが喜ぶならしたいな」そう仰っていたことを思い出して、やってよかった。ちゃんとおふたりの気持ちが形になっている。
と感じました。
おふたりのお打ち合わせは「ゲストが喜ぶかどうか」それだけで1つの事をたくさん悩んで、1つ1つじっくり決めていきました。
この1日は確実に、人思いなおふたりのおおきなおおきな愛情が作った1日でした、
ゲストの表情を見るたび、おふたりの表情を見るたび、私はそのたびに、
「大丈夫、おふたりがあんなに考えたパーティーだから、こんなにみんな楽しそう。ちゃんと伝わってる。ふたりはすごいぞ!」
と叫びたくなるような気持でした。
同じビジュアル系が好きだったこともありましたが、
おふたりはいつでも私を信じて、私になんでも話してくださいました。
約束の私の似顔絵を持って、またオランジュ:ベールに遊びに来てくださいね!
おふたりの担当プランナー森まさえ
愛知県日進市のレストラン・結婚式場・ゲストハウス
オランジュ:ベール