オランジュベールパティシエの鈴木です。
そろそろ梅雨入り?私は今年は梅干しを漬けてみようかと画策しているところであります。
さて今日はいつもと違って普段こんなこともしてますみたいなことをお話しようかと思います。
オランジュベールは今年でオープンして約20年ほど経つわけですが、それは多くの結婚式を行ってきたことで店舗のあちこちに歴史が刻まれてきた訳です。
ストレートに言うとちょっとずつガタがきたりする訳です笑
でもせっかくオランジュベールで式を挙げるゲストの皆さんに歴史を感じさせる重厚感や使い込まれた木の温もりは良いとしても、古さだけを感じさせるものは良くないですよね?
で、パティシエとしてはこれまで長く相棒として使ってきたデザートビュッフェの机があるのですが、これがそろそろガタついてきたわけです。
普段からキレイに洗って拭き上げて、ネジも締め直してと手入れはしていたのですが、どうしても塗料が落ちてきたり、木材が傷んできます。
そこで一念発起してガッツリ直そうと。
大工の息子としてそれなりに手習いはしておりますので、(結果パティシエになりましたが)先ずは机をキレイに丸洗いして、塗料を落とす、乾かす、そして新しく塗料を塗り直して、破損しそうなところを補修までを何とか時間をやりくりして作り出し、晴れた日を狙ってやってみました!
どうですか?飾りで誤魔化していると思われるかもしれませんが、脚までしっかり塗ってあります。あと10年は一緒にゲストを迎えられるかも!!?
今回はSDGsというより、どちらかと言うと勿体ない、まだまだ使えるという日本人のおっさん特有のものではありますが、新しいものや、新しい会場だけが良い結婚式を作れると言うわけではなくて、温故知新という言葉もあるように良い伝統や、愛されて長く続いたモノや人として大切にする気持ちがおもてなしとして、結婚式をすることに大きな価値が生まれるんじゃないかと思いました。
是非この生まれ変わったデザートビュッフェ台を見て使ってくださる方が一組でも多くいてくれればこれに勝ることはないと思いますので、オランジュベールへ足を運んでくださいね!
それではまた!