ちょっと暑いくらいの日が続いて、桜もチラホラ咲き始めたこの頃如何お過ごしでしょうか?
さらに花粉症が酷くなってきたパティシエ鈴木です。
今日はみんな大好きカヌレについてです。
まずカヌレというのはフランス語で「溝のある」という意味で、正式にはカヌレ・ド・ボルドーといいます。
ボルドーワインで有名なボルドー地方のデザートともボルドー修道院で作られたとも。
ワインの澱を取り除くために卵白を使うため、残った卵黄で作られたのが始まりです。
蜜蝋を塗って、高温で1時間以上焼き上げることで外がカリッと、中はもっちりのカヌレになります。
ブラスではバタリーというカヌレなどの焼き菓子をメインとした店舗も展開しており、好評いただいてます!
さて、オランジュベールではカヌレを見学会で必ず、来てくださったゲストに食べていただいてますが、これもオーブンの温度や焼成方法など工夫と改善を加えたもので、年々良くなってきていますが、最近ではフレーバーを変えたり、粉類に米粉を使ったりして更なる進化を目指しています。
焼き菓子は何度作っても完璧ということがなく、季節、天気、湿度や混ぜ方など多くの要因で変わってしまうので飽きることがなく、バリエーションも豊かなので、これからもたくさん皆さんに召し上がっていただけるように作り続けるので、楽しみにしていてくださいね!
それではまたカヌレだけでなく様々なお菓子を用意しておまちしております!