ご無沙汰しております。オランジュベールパティシエの鈴木です。
今年の冬は思ってたより寒くなく、オランジュベールのある日進市では雪も降らずに安堵しているところではありますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
さて今日1月20日はオランジュベールの春メニューの試食会でした。
お客様対象の試食会ではなくスタッフの勉強とメニューの確認をするものなので、まだまだ冬という今日、一足先に春の食材で厨房スタッフだけでなく、プランナー、アルバイトまで総勢40名でメモをとりながら試食会を行いました。
厨房では昨年から春メニューに向けて皆で食材から調理法まで検討し、試作しながら試食会に備えてきましたが、やはり実際にスタッフに食べさせるとなると緊張するものです。
プランナーやアルバイトにとってもオランジュベールの服部料理長から食材の名前や調理法を細かく説明を聞き、メモを取りながらの食事は楽しくもありながら真剣な顔も多く見えました。
スタッフ全員で一つずつの料理を食べ、メモを取り、感想をしっかりとシートに書き込んでいくことで、見落としていたところや、配膳での問題点や、カトラリーの使いやすさや食べやすさを共有、さらにブラッシュアップしてお客様の試食会へと繋げていきます。
さらにサービスに関わるスタッフは料理長が作った料理を如何にゲストに分かりやすく、美味しそうに説明するかなどの検討も行います。
食材の名前や料理の名前だけでなく、どうやって食べたら美味しく食べられるのか、ソースの特徴などをなるべく分かりやすく、手短かに伝えられるかも美味しく召し上がっていただくためには大切な要素です。
ベテランのスタッフからは料理にも忌憚ない鋭い意見も飛びます。料理を試食会後に変更することもありますが、全ては披露宴で大切なゲストをお二人に替わっておもてなしするためには必要なことです。
食べ終わった後にもメニュー名や金額設定まで料理長と支配人がしっかりと話し合い、協力しあい、共有することでようやくスタッフの試食会は終わります。
メニューはまだ今の段階では細かくお伝えできませんが、今年の春メニューは自信をもってお勧めのできるものになったと思いますので是非3月から5月で結婚式をお考えの皆様はオランジュベールへとお運びいただければ幸いです。
ちなみにデザートは苺とチョコレート、パッションフルーツ、フロマージュを使ったタルトにフランボアとライチに薔薇の香りを忍ばせた春らしいものに仕上がりましたのでこちらも是非楽しみにして下さいね!
それではまたオランジュベールで皆様にお会いできることを楽しみにお待ちしております!